リッチー・ブラックモア、デュアン・エディを追悼「僕のNo.1インスピレーション」

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“ロックンロールの先駆者”“ギター・ヒーローの元祖”などと称されたアメリカ人のギタリスト、デュアン・エディの訃報を受け、ギターを演奏し始めてから今に至るまでエディを崇拝してきたという、“ギター・ヒーロー”の1人、リッチー・ブラックモアが追悼の言葉をあげた。

「“Rebel Rouser”“Shazam”“Some Kind of Earthquake”等の曲で僕の最初のギター・ヒーローだった素晴らしいデュアン・エディが亡くなったと聞いた。僕はいつだって、いの一番に彼のLP盤を買いに走っていた。彼の曲の中で僕が1番好きなのが“Lonely One”だ。彼は孤高の卓越したギタリストだった。彼は僕が愛するディープ・ベース・サウンドを取り入れた初のギター・プレイヤーだった」

「残念なことに、僕は彼を生で見たことがない。でも、数度、彼の演奏を観ようと試みた。特に、12歳のとき、彼に会おうとロンドンの空港へ行ったことがある。彼を一目見ることができるかもしれないと、何時間も待った。2~3時間経ったところで、空港のスタッフに、彼のフライトは何時かって訊いてみた。遅れているようだったからね。そしたら、そのフライトは早く到着したって言われた。僕はチャンスを逃した。これが、僕が彼を見ようとし失敗した数多くの体験の1つ目だ。でも、僕は昼も夜も彼の音楽を聴いていた」

「昨年、彼は僕にとても親切にしてくれた。僕が何度も彼を目にするチャンスを逃していたから、彼は、クリスマス・プレゼントとして僕にグレッチのギターを贈ってくれたんだ。信じられなかった。彼は僕がギターを始めてから今に至るまで同様、この先もずっと僕のNo.1インスピレーションだ。彼の演奏は本当に独特だった。世界は偉大なギター・プレイヤーを喪った。真に唯一無二のギター・プレイヤーを。Deedと彼の家族へお悔やみを」

デュアン・エディは4月30日、86歳で永眠した。

Ako Suzuki
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